人生設計も考えて住宅ローンを組む

自分に合った住宅ローンとは、将来を見据えた住宅ローンということでもあります。
そこで、住宅ローンを選ぶときは、自分の人生設計も考慮に入れて選ぶ必要があります。人生設計を考慮に入れ、余裕をもった返済計画でないと、途中でどのようなことがあるかわかりません。
以前は、多くの人が住宅金融公庫の公庫融資を利用していましたが、これが廃止されたために、さまざまな住宅ローンが生まれて選択肢が増え、自分に合う住宅ローンを探す必要が出てきたのですが、ひと口で自分に合った住宅ローンといっても、それを見つけるのは難しいものです。
まず、人生設計を考えるうえで大切になるのがキャッシュフローや家計の見直しとなるでしょう。
キャッシュフローからは、将来必要な資金が見えてくるので、家計のムダを減らしていくことを考えていく必要があります。
ライフプランには正解というものがないので、個々で自分のケースを作りあげるしかありません。具体的には、何人の子どもを大学まで進学させようといったことを考えていくわけです。
続いてキャッシュフローを把握することに努めます。家族の年齢にともなって自分の年収がどのように変わっていくか、そして、どのような時にどのようなお金が必要になるのか、また、その資金をいつから貯めなければならないかなどを年毎に一覧表にするといいでしょう。
このキャッシュフローの一覧表を参考に人生設計を立ててみるわけですが、この一覧表は、問題点を見つけるにも便利です。人生設計が自分の思うようにできるというのは稀です。どこかで、修正しながら実行していくしかないのです。
そこで、問題点が見つかったら、対策案を実行しながら修正していくようにします。そして、ライフプランは定期的に見直すようにします。
住宅ローンを選ぶときは、このライフプランと照らし合わせ、その修正を含めての範囲内で収まるような形で選ぶ必要もあります。

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