諸費用の見積もりをきちんと行う

住宅ローンを利用するときは、さまざまな費用を考えていかなければなりません。
この諸費用の見積もりが甘いと、住宅ローンを組んだのはいいが、返済が大変苦しいものになってしまうということもあり得ます。
住宅ローンを組む場合、住宅そのものにかかる費用のほかにも、いろいろと費用がかかってきます。
第一に、住宅費用として2000万円を借りたとしても、返済するには2000万円だけで済むというわけではありません。利息分としての金額が含まれて、2000万円以上のお金を返していくことになります。
住宅の場合、返済期間が長くなるため、利息だけでもかなり高額になってきます。
ほかにも、保険の費用があったり、契約するときに必要な契約手数料というのもあったりします。
これらの費用は、すべてを含めて諸費用として、資金計画のなかで考えていかなければなりません。
この諸経費のうち、最初に頭金と契約手数料に関しては、現金で支払うのが基本となっています。そして、最初にかかる諸費用の目安は、一般的には、マイホーム価格の0.5~1割とされています。
諸費用の内訳としては、まず、マイホームを購入する際に必要となる登記費用や印紙代などがあります。次に、ローンについての諸費用も出てきます。これは、事務手数料や火災保険料、保証料といったものです。さらには、引っ越しのために必要な費用や新たに揃える家電用品代なども出てきます。
ほかに忘れてはならないのが、消費税です。この費用は、パンフレットなどの広告に記載されていない場合もあるので、注意が必要です。
さらには、マイホームを購入したあとには、税金もついてくることを忘れてはいけません。つまり、固定資産税や都市計画税です。新築の場合は、軽減措置があるので、きちんと調べておくようにしたいものです。

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